メタボや高血圧が動脈硬化を招くって言うのはよく聞くんだけど、じゃあ一体動脈硬化ってなんなのさ?

っていう疑問にお答えしましょう。

 

動脈硬化っていうのはですね。

字だけ見ると、動脈が硬くなってますよ~っていうことですね。

 

高血圧なんかで動脈にずーっと負担をかけ続けると、動脈(つまり血管ですね)の壁が硬くなったりします。

また、血液の中の脂肪が血管の壁にこびれついたりなんかします。

 

そんな感じで動脈が部分的に厚く、硬くなった状態のこと動脈硬化って呼ぶんです。

 

 

そしてメタボリック・シンドロームの問題点が実はここにあるんです。

メタボリックシンドロームは、大雑把に言うと動脈硬化がとっても進みやすくなってますよ~っていう状態のことなんです。

 

で、その原因のひとつとして、脂肪細胞から分泌される物質が関係しているってことが最近分かっているんです。

 

スマートな内蔵脂肪からは善玉のアディポネクチンと呼ばれる物質が分泌されます。

このアディポネクチンは、動脈硬化を抑制する働きがあるんですが、内蔵脂肪細胞が肥大すると、このアディポネクチンの分泌が減ってしまいます。

 

それだけじゃなくて、反対にインスリンの働きを弱めたり、動脈硬化を促進したりする物質の分泌が増えることがわかっているんです。

 

さらにですね、血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかりやすくなりますし、血液中に糖分や中性脂肪なんかが多く含まれていると血管が傷つけられたり、血管の内に脂肪がくっついたりするようになります。

 

こうして動脈硬化が起こるんですね。

 

そんで血液の通り道が細くなって、血液が流れにくくなったってくると、血管が詰まったり、血栓(血液の固まり)ができたりします。

それが後に、脳梗塞や心筋梗塞、脳塞栓といったとっても恐ろしい病気のトリガーを引くことになるんです。