ロコモティブシンドロームとは廃用症候群のことです。

なんでわざわざ呼び方を変えるのかって言うと
廃用症候群って、誰でも生きている限りは必ず訪れる症状ですよね。

そりゃあ年をとれば運動機能は衰え、さらに運動しなくなる。

元気な人でもいずれはそうなるんです。

でも我々の先輩に向かって「廃用症候群」なんて言うのは失礼でしょ?

ってなことでロコモティブシンドロームって言葉が誕生したんです。

まぁ、別にどっちでもいいと言えばどっちでもいいような気がしなくもないですがね。

廃用症候群の方が言葉を聞いてピンと来ると思いますよね。

お偉いさん方の言葉遊びなんて言う人もいます(わたしじゃありませんよ^^笑)

 

さて、ではロコモティブシンドロームですが、具体的に言うと、骨や筋肉、関節などの運動器の働きが衰えることによって起こる様々な障害のことを言います。

立ったり歩いたりするっていう人間の基本的な動作が衰えていくので真面目に対策は必要なんですよね。

いま、日本は超高齢化社会に突入しています。

年齢を増すと共に運動器は少しずつ衰え
高齢者の多くは歩行や移動の障害に関わっているんです。

要介護状態に至る人の、実に24%は運動障害がその直接の原因と言われています。

例えばわたし、デイサービスでの仕事もしているんですが、

骨粗しょう症や変形性膝関節症、変形性腰椎症を患っておられる利用者さんがとても多いんです。

そして、介護予防で運動指導もしているのですが、
既に膝がかなりO脚の人だったり腰椎が曲がってしまっている人も多いんです。

そういった症状って静かないうちに進行しているんですよね。

それも結構若い時からです。

高齢者の歩行障害などは骨や関節、椎間板や筋肉などあらゆる要因が関係しているんですが、その一つひとつの個別疾患について考え、治療していっても対応が追いつかないんですよね。

そこで、それらの疾患を全てひっくるめて一つの症候群と考えようとするのが
ロコモティブシンドロームってわけなんです。

メタボリックシンドロームと名前も似てますが、考え方もよく似ていますね。