高血圧治療薬として主に使用されている降圧剤ですが

実は認知症と関係があることが分かっています。

わたしの働く現場でも、高血圧と認知症の療法にかかっている人が多いです。

 

 

まず、高血圧であることが認知症にかかるリスクを高めるという話があります。

このことについては既に一般的に言われていることなのですね。

 

 

そして最近の研究によると、

高血圧の方が服用する降圧剤が認知症に予防効果があるということがわかっています。

 

 

つまり、高血圧が認知症にかかるリスクを高めることを裏付ける結果だというように考えることもできるでしょう。

この発表は、2013年1月のアメリカでの神経学会の公式サイトで公開されています。

 

 

それによると、降圧治療がアルツハイマー型認知症の発症を抑えることが示唆されたようです。

特に具体的に効果のある治療薬として挙げられたのがβブロッカーの薬でした。

 

 

βブロッカーはβ遮断薬とも言われ、降圧剤としては比較的古い薬です。

実際の臨床現場では2番目に処方されることが多いようです。

 

ちなみに高血圧治療で第一選択薬として使われるのはARBという薬です。

ARBにも認知症を予防するという結論を持つ研究がいくつかありますが、

今回の発表でβブロッカーがさらに注目されそうですね。

 

 

具体的にどの降圧剤が認知症を予防するかと言う点については決定的には証明されていません。

しかし、高血圧を治療することはアルツハイマー型認知症を含む認知症を予防することは確実ですね。

 

 

高血圧が恐ろしいのは心筋梗塞や脳卒中を招く点です。

それらの予防と、認知症の予防、高血圧の治療は1石2鳥の効果ですね。