高血圧の治療に生活習慣の修正が大事なことは、広く知れ渡りました。

そして、食生活の修正という部分で、高血圧治療ガイドラインでは塩分1日6グラム未満にすることが求められています。

その根拠は、研究結果として
どうやら食塩をたくさん摂取している人ほど血圧が高いようだ
という結論が導かれているんです。
そこで、じゃあ食塩の摂取を6グラムに減らしたら
高血圧は改善するでしょうってのが理屈です。

 

この理屈を元に、お医者さんは

適度に運動しましょう

塩分を控えましょう

薬で血圧を下げましょう。

と、こういうわけです。
でもちょっとまって下さいよ。

塩分摂取と高血圧について、また違う見解もあるんです。

東京大学医学部の藤田敏郎教授の研究によると、塩分と高血圧の関係については、人間を2つに分類できるというんです。
それは、「食塩感受性」と「食塩非感受性」です。

「食塩感受性」高血圧の人は、塩分を摂取することで血圧が上がります。

一方

「食塩非感受性」高血圧の人は、塩分を摂取しても血圧は上がらないんです。
そして重要なのが、日本人の食塩感受性と食塩非感受性の割合です。

食塩感受性 日本人

これって常識を大きく覆してますでしょ。

意味分かりますよね?

日本人における、食塩感受性の高血圧の方は、実に20%、

10人に2人なんです。

日本では食生活の修正・改善と言って、塩分ばかりを控えるように指導されます。

10人の内の2人を根拠に全ての人に過剰とも言える塩分制限を強いているんです。

これってなんとなく、違和感ありますよね?

もっと言うと5割の人は、どれだけ塩分を摂っても血圧には影響しないのに、
血圧を下げるためにひたすら薄味を追求しなければならないんです。

確かに、塩分を控えめにすることは、様々な疾患を予防することに繋がるので、

ダメとはいいません。

むしろある程度の塩分制限は必要でしょう。

でも、高血圧に対して、塩分を控えたら血圧が下がるって言い切るのは少し無理があるような気がしますね。