お酒をたくさん飲みすぎると結果的に血圧は上がります。

そのため、ガイドラインの多くは
アルコールの摂取量を1日30ml以内に抑えることを勧めています。

ではアルコール30ml以内って実際どれくらいでしょう?

ビールに換算すると大瓶1本程度。

日本酒だと1合程度です。

まぁちょこっと飲むっていうぐらいの量ですね。

 

お酒を飲むことが血圧を上げることは世間でも良く知られています。

1980年に行われてた循環器疾患基礎調査によると

男性ではお酒をたくさん飲む人ほど血圧が高いことが分かっています。

また、毎日お酒を飲む人は飲む習慣のない人に比べて

年齢より10歳上の血圧になっているともあります。

 

高血圧にはいろいろな要因が含まれていますが、「飲酒」ということに関しては、他の要因とは独立して血圧に関係していることが分かっています。

 

特に男性では、飲酒が脳出血の関係性が強く
脳血管障害の危険度を高めているとされています。

さらに、アルコールは不整脈や心肥大も関係しています。

 

しかし、ちょっとくらいのアルコール摂取は動脈硬化になることを防ぐ効果もあるので、一概にダメということは言えません。

お酒を飲む量と、循環器の病気による死亡数や全死亡数との間には、U字の関係があり、お酒を全く飲まない人よりもちょこっと飲む人の方が死亡するリスクは少なくなるとされているんです。

ですので、お酒の量を控えることはとてもいいことですが、無理に禁酒までする必要はありません。

 

「酒は百薬の長」

という言葉がありますが、あながち嘘ではありませんね。

 

逆にたくさん飲んでいた人がお酒を突然やめると、それによるストレスで体調を崩すことも考えられます。

大切なことは、お酒の量、自分の血圧としっかり向き合い、自分をキチンとコントロールすることです。

自分をコントロールすることこそが、生活習慣の改善に繋がり、さらには高血圧の改善に繋がります。

 

酒はほどほどに

これも深みのあるいい言葉ですね。