高血圧を放っておくとどうなるか分かりますか?

まず、高血圧のメカニズムから話しましょう。

 

血圧が高くなるということは血液が血管に加える力が大きくなるということです。

すると血管は、そのストレス(圧力)に負けまいと
もっと丈夫になろうとして、硬くなります。

それが動脈硬化と呼ばれるやつです。

 

丈夫になろうとして硬くなるって聞くと、
なんとなくいいじゃんって思いますが、実は全然そんなことはありません。

血管が硬くなると、血管そのものの弾力性も失われます。

また、血管壁が太くなると、血液が流れる通り道は狭くなります。

血液が血管に強い圧力をかけ続けると、血管は傷ついたりもします。

傷ついた部分にはコレステロールも溜まりやすくなるんです。

 

血管自体が太く、硬くなることに加え、
コレステロールが溜まると益々血液の通り道は狭くなります。

血液の通り道が狭くなると、また血管に対する圧力は強くなります。

これが高血圧と動脈硬化の悪循環なんです。

高血圧の悪循環

しかしまだこの時点ではこれといった自覚症状もないでしょう。

そもそも高血圧には自覚症状なんてほとんどありませんから。

 

そして高血圧と、動脈硬化が悪循環の中さらに進むと、

今度は身体の主要な血管に悪影響を及ぼします。

 

その直接影響を受ける主要な血管と言うのが心臓や脳なんです。

心臓の血管が細くなれば狭心症。詰まれば心筋梗塞となります。

 

また、脳の血管が詰まれば脳梗塞。

脳の血管が破れれば脳内出血となります。

 

それらの病気の恐ろしさはよく分かりますよね。

病気の発症後、早く発見できれば幸いですが、
もしも心停止状態であれば最悪直ぐに死に至るケースもあります。

 

一般的には心臓が止まった状態で10分間放置されれば回復は絶望的と言われています。

10分以内に救急車が到着して病院へ搬送され処置を受けるコトって
結構難しいのではないでしょうか?

 

また、心臓が止まると脳への血液の流れも止まります。

何の処置もせずに心停止のまま放置されれば、
2~3分でも脳は深刻なダメージを受けることになります。

命が助かったとしても、後遺症が残ることも多くあります。

そんな危険性を将来にはらんでいるのが高血圧なんです。