特殊な高血圧として、白衣高血圧と仮面高血圧があります。

白衣高血圧とは、診察室で測ると血圧の数値が高くなる高血圧です。

お医者さんや看護師さんを目の前にすると緊張したり、血圧が高いとどうしよう!なんてことを不安に思って血圧が高くなると言われています。

血圧はほんのちょっとの気持ちの変化で上がったり下がったりするのでこういうことが起こります。

もしも、白衣高血圧をお医者さんが見抜くことができなかった場合に血圧を下げる薬を処方されてしまったら・・・

普段は正常値の血圧は降圧剤の効果でもっと下がることになってしまいますね。

なので、お医者さんも普段から家庭で測る血圧値を参考にしたいんですね。

家で血圧測定をしていれば、まず白衣高血圧は見抜けます。

 

さて、白衣高血圧よりももっと恐ろしい危険度を持つ仮面高血圧です。

仮面高血圧とは、家庭で血圧を測定すると高い値を示すけども病院で血圧を測ると正常の値が出るようなケースになります。

血圧が高くなる原因は、喫煙、大量の飲酒などが挙げられますが、それって受診の時はさすがにしませんよね。

また、普段からストレスを感じている人も、病院では逆にストレスはかかりません。

だから正常の値が出るって訳なんですね。

実は高血圧なのに正常と判断されてしまうんです。

ちなみに職場で強いストレスを感じるて血圧が上がるような人は職場高血圧って言います。

そんで、仮面高血圧の恐ろしいところって言うのは、病院では正常と言われるけども、普段は血圧が高い状態で過ごしているってことです。

「普段」というのは日常生活の大半ですから、その危険性は分かりますよね?

 

では、具体的にどれくらいの値で仮面高血圧と呼ばれるのかが以下になります。

①まず、前提として診察台で何回か測った時の血圧の値が

140/90未満であること

 

そこからさらに

②家庭で測った血圧(普段の血圧)の値の平均が

135/85以上の場合

または

③24時間測定した時の平均血圧が
130/80以上の場合

 

①プラス ②または③ の場合が仮面高血圧となります。

現在では、病院で血圧が正常と判断された人のおよそ1割が仮面高血圧ではないかと言われています